あけましておめでとうございます。

今年は、己亥八白年ですが、当然2月の立春以降の話です。

この己は、(つちのと)と読みますが、これは、蛇がとぐろを巻いて、鎌首を上げている形なのて、いつとぐろを解いて襲ってくるか、非常に不安定な状態です。ですから、良くも悪くも不安定、どっちに転ぶかわからない。また、そんな状態ですから迷いやすい時です。

そして、亥は、猪突猛進、一直線ですから、何事も一気にやらないとまとまらない。
また、そんな状態なので、人の意見に耳を貸すことなく、独断的な面が出る、それと、閉ざすと言う意味があります。

また、己は、五行は土、亥は水、納音は己が3で亥も3ですから3+3=6 6-5=1で木です。
天の気が土で血の気が水で、天の気が地の気がを土剋水と剋してきますが、人の気が納音の木なのか、九星の八白の土なのか?
それが問題です。
ですから木であれば、天の気を人の気が剋すので、地の気が人の気を水生木と生じて天の木を木剋土と剋すので、天の気の影響は比較的少ないが、土とすれば、天の気と人の気が比和となり、地の木を土剋水と剋すので、天の気の影響が大きくなります。
果たしてどちらなのか?

八白は、変化の星ですから、どうしても何事も進み方が遅く、今までやって来た事が一旦終わって新たなことが始まる時で、人の気持ちもコロコロと変わりやすい年です。
そして相続の事、親戚身内の事などをが、起こりやすい年となります。
ただ、水には、注意する必要があります。